超高齢化社会と言われる昨今、終活に関する様々なビジネスができました。
今回は、終活に関するビジネスについて紹介致します。
終活ビジネスの活用方法とは!活用方法と注意点
終活ビジネスとは
終活ビジネスとは、現在持ってる資産や財産の整理、相続遺言の準備、葬儀やお墓の手配、空き家の活用や売却などのビジネスのことをいいます。
可能性のある終活ビジネスとは
終活ビジネスという言葉を聞くようになったのは2010年頃であり、その中でも終活ビジネス関連だけで1兆円近い規模だといわれています。
終活ビジネス研究会は2023年の市場規模を2.1兆円と予測しています。
その背景として、「2025年問題」があります。2025年は現在約800万人いるといわれる「団塊の世代」(1947年~1949年生まれの世代)が、後期高齢者に入る年です。
2025年になると、日本国民の3人に一人が65歳以上、5人に一人が75歳以上となり、かつてない超々高齢化社会に突入します。
また内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際調査」(平成27年)によると高齢者の6割近くが「蓄えがなく、今後が不安」と答えています。
終活ビジネスの可能性は、日本の社会問題と共に可能性があるとともに、必ず成功しなければいけない急務の課題でもあるのです。
終活ビジネスが抱える課題
課題ではなく、終活をネタにした、商品提案やサービスが多い。
終活ビジネスがチャンスがあると、こぞって色々な業界の方々が「終活セミナー」と名を売って、セミナーを開催しています。
株式会社鎌倉新書の社長の清水社長が「士業にしろ、銀行にしろ、皆さん同じで、売りたいものありきで、お客さんに対しています。
一方、お客さんの終活に対する関心は、売りたい人たちが売りたいものではない可能性も高いわけです」
もちろん、こちらに参加することは悪いわけではなく、知識や有益な情報を得られる可能性もあるので良いかと思います。ただし、自分自身が本当に必要なもの、ことを理解して行動に移すことが大事です。
知らない間に墓を買っていた、いらない保険に入っていたなどの後悔につながってしまう可能性があるのです。
失敗しない終活ビジネスの活用方法
では失敗しないように、終活に取り組んでいく、終活ビジネスを見つけていくにはどうしたらよいでしょうか。
1.まずは自分自身で終活のことを調べてみる
いまは、ネットを調べれば、沢山のことが書いてあります。ある程度のことは自分自身で調べることが大切です。但し、専門的なことまで深堀することはおススメしません。
なにがなんだかわからなくなり、そもそも終活が嫌になってしまいかねません。
2.専門家は比較する
世の中には沢山の終活専門家が群がっています。
相性が良いことは大事ですが、言っている情報やサービスの内容と金額が見合っているかなど比較検討しましょう。
最近では「終活詐欺」という言葉もあるぐらい終活の専門家を装って詐欺行為を働く人が出ています。犯罪でないにしろ、高額な商品やサービスを売りつけるなんてこともあるかもしれません。
しっかりと注意していきましょう。
新たな終活ビジネス紹介
終活ビジネスもインターネットを利用した、新しいサービスがどんどんと生まれています。その中でもグッドエンディングおススメの新サービスを紹介致します。
リガースサービス https://regards-service.jp/
想いを残し、伝えることに特化した会員制終活サイト『リガーズサービス』。
特許も取得しているサービスで、ITやデザインを用いて、残したいメッセージや写真を綺麗に、そして鮮明に残すことができる豊富なサービスが利用できます。
Secboセキュボ https://secbo.jp/
Secboは、故人の尊厳とプライバシーを守り、伝えたい情報のみを遺すことを可能にしたクラウドサービスです。自分自身知られたくないことは遺さずにできるのがありがたいサービスです。
まとめ
超々高齢化社会間近の日本。
終活ビジネスは可能性があります。しかしながらビジネスの活用方法には注意が必要です。
しっかりと見極めて終活していきましょう。