実はいま終活の一環として脱毛を希望する人が劇的に増えています。
終活と脱毛の関係性とは???
この記事では、終活として脱毛をする理由やメリットなどをご紹介します。
『介護脱毛』とは?
終活の為に不用品の整理や相続について決めておく、などということは一般的に誰もが知っていますね。
でも『終活脱毛(介護脱毛)』ってまだまだ知らない人も多いのではないでしょうか?
『終活の為に脱毛をする』と聞いて「終活と何の関係があるの?」と思われた方も多いと思います。
脱毛というと主に美容目的のイメージがあるかと思いますが、
終活で脱毛するとは、美容目的ではなく「介護が必要になった時の備えのための脱毛」です。
そのため、終活で行う脱毛は「介護脱毛」と呼ばれています。
介護脱毛は主に「VIOゾーン」と呼ばれるアンダーヘア周辺を脱毛します。
また、わきの脱毛も同時に行う方もいるようです。
本格的に介護が必要になったときに介護脱毛しておくと、
- 排泄物のケアがしやすい(アンダーヘアーは縮れているので汚れが落ちにくい)
- 肌トラブルの予防に役立つ(汚れが残ると感染症になる恐れがある)
- 陰部を衛生的に保つことができる(雑菌が繁殖すると不快な臭いを発するようになる)
というメリットがあります。
現在この「介護脱毛」を行う、 特に45歳を超えて脱毛をした方が凄く増えています。
女性だけでなく、男女の数字で伸びています。
このことから、介護脱毛は女性だけではなく男性も行う人が増えていることがわかります。
また、中高年女性の5人に1人が「いまのうちに局部などの永久脱毛をしたい」と答えているが多いと聞きます。
介護脱毛を行う理由
介護脱毛を行う理由としては、先ほど軽く触れましたが「介護が必要になった時の備えのため」です。
介護が必要な状態になると自分で排泄物の処理ができなくなったり、お風呂に好きなタイミングで入れなかったりします。
人によってはオムツが必要になったりもするので、これらの場合に脱毛をしていることでムレや臭いを軽減することができます。
介護する側からすると一番大変だと感じるのが排泄介助です。
この排泄についての介護も脱毛で負担を軽減することが可能です。
排泄の介護をする際、被介護者にアンダーヘアーがあると排泄物とヘアーがくっついてしまうのです。
介護者は排泄物を処理するたびに一度洗い流さなくてはいけなくて、この作業が時間もかなりかかってしまいます。
脱毛をすることで拭き取りも簡単になり、介護者の負担を減らすことが可能です。
脱毛は衛生面にも良いだけではなく、介護者の負担を減らす効果があるとまさに「良いこと尽くめ」と言えるでしょう。
終活脱毛 ( 介護脱毛 )のVIOゾーンって?
終活脱毛は『Vライン、Iライン、Oライン』に生えている毛を脱毛します。
Vライン+Iライン+Oライン全てを脱毛してしまうのもいいですが、お好みで選ぶことも可能ですよ!
- Vライン:毛量が多くおむつを履いた時蒸れやすい。ツルツルにしなくても毛量を減らしたほうがお手入れが楽。
- Iライン:尿が付着する部分。できるだけツルツルにしたほうが衛生的に保てる
- Oライン:便が付着する部分。できるだけツルツルにしたほうが衛生的に保てる
すべての部分をツルツルにすればより衛生的ですし、ケアしやすいですがその分脱毛の回数と費用が多くかかります。かかる費用や介護の手間を考えて部分的に脱毛するのもオススメですよ!
介護脱毛はいつするべきか
現状、介護脱毛は40代~50代から始めている方が多いようです。
これは先ほど書いた通り、その年代の方が実際に親の介護を開始したり意識することで、自身が介護される時を考えて脱毛を行う人が増えている模様です。
また、介護脱毛はなるべく早いほうがよいとも言われています。
その理由は白髪になると医療脱毛ができなくなるからです。
医療脱毛は基本的に脱毛機が毛のメラニン(黒の色素細胞)に反応して脱毛する仕組みとなっています。
そのため、白髪には反応せず綺麗に脱毛することができません。
実はアンダーヘアは白髪になりやすい部分です。
そのため、介護脱毛は白髪になる前に早めに行ったほうがよいでしょう。
どこでできるの?
エステサロン、脱毛専門サロン、美容外科などのクリニックでやってもらえます。
多くの場合、無料カウンセリングをしてくれますよ!いきなり一つに決めてしまうのではなく、候補をいくつか決めて相談に行ってみることをオススメします!
陰部の脱毛はデリケートなことなので、相談した時のスタッフさんの対応を見て判断するほうがより安心ですね。
まとめ
終活脱毛とは何か、どのようなメリットがあって選ばれているのか、なるべく早く終活脱毛をするべき理由などをおわかりいただけたと思います。
終活脱毛は将来の介護に備えた準備であり、介護者の負担を減らすことができるという魅力もあります。
さらに、早めにアンダーヘアの処理を行っておくことは、ご自分が毎日を快適に過ごすためにもプラスになることばかりです。
終活だから、介護だからといって先延ばしにするのではなく、できるだけ早く終活脱毛を検討することをおすすめします。