ご自身の老後や亡くなった後に備える「終活」。
様々なメディアで取り上げられ、芸能人でも取組む方が出てきました。
このような背景があり、近年、終活に取組む人が増加して来ています。
終活の一つに、ご自身の葬儀の準備がありますが、予め備えておかないと、遺されたご家族の負担が大きくなるだけでなく、予想以上に高額な料金を請求される場合もあります。
このような事態を防ぐために役立つ仕組みが「互助会」です。
今回は、互助会について解説していきます。
互助会とは
互助会とは、葬儀などの冠婚葬祭に備えて毎月お金の積み立てが行える組織のことを言います。
互助会は、契約額に応じた「サービス」を受け取るという特徴があり、保険金などの「現金」で受け取る保険とは異なります。
互助会は、もともと相互扶助の精神から設立されました。
少額ずつお金を出し合うことで、いざという時の会員の負担を軽くすることを目的としています。
互助会のメリット
葬儀費用を軽減できる
互助会の会員は、毎月の掛け金からなる積立金に応じた内容のサービスを受けることができます。
一般的には積立金以上のサービスが受けられるようにできているため、費用の削減に繋がります。
葬儀以外のサービスを受けられる
互助会費は家族旅行やレジャーで使うこともできたり、互助会の提携する店で食事代が割引になるケースもあります。
事前に葬儀について考えておくきっかけになる
互助会に加入しておくことで、葬儀についてわからないことがあった時にすぐに相談できます。
また、会館見学会や事前相談会などにも参加しやすくなります。
互助会への入り方
互助会に入会するまでの主な流れは以下の通りです。
- 互助会を探す
- 資料請求
- 互助会スタッフによる説明
- 入会申込み
不明な点があればその都度、互助会の担当者に確認するようにしましょう。
加入時の注意点については、この後の項目でお伝えしていきます。
互助会を選ぶ際の注意点
オプション加入が必要か
葬儀にはお布施などのお金も必要です。
お布施は、互助会によってはオプションとなる場合もあります。
余分な出費を防ぐためにも、お布施などのオプション料金も事前にチェックしておきましょう。
解約時の条件に何があるか
互助会のサービスが不要になった場合には解約を考えましょう。
しかし、解約条件として、一定期間互助会に加入していなければならない、あるいは手数料がかかるという互助会もあります。
解約時の条件についても、事前によく確認しておきましょう。
葬儀内容の変更に制限があるか
互助会加入後、途中でコース内容を変更したい場合もあります。
その場合、コース変更をすることができるのか、また、変更回数に制限があるのかについても確認しておきましょう。
まとめ
- 葬儀などの冠婚葬祭に備えて毎月お金の積み立てが行える組織のことを言う。
- 互助会のメリットとしては、葬儀費用の削減、葬儀以外のサービスが受けられる、葬儀について考えるきっかけになる点が挙げられる。
- 互助会を選ぶ際の注意点は、オプション加入の必要性、解約時の条件、葬儀内容変更制限が挙げられる。
葬儀の手配は時間が無い中で行わなければならず、遺族が行う手続きとして非常に負担が大きいものになります。
事前に対策をすることで、遺族の負担感を減らしてあげましょう。
Good Endingでは、終活の専門家がチームでご相談者様のお悩みを解決致します。
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