生涯独身の方、配偶者との離別や死別など様々な理由から独居生活をしている「おひとりさま」が増えています。
近年は一人暮らしの女性や高齢者向けの終活セミナーも各所で開催されています。

この記事では「おひとりさま」の終活にオススメしたい本の紹介をいたします。

ひとり終活: 不安が消える万全の備え

ひとり終活: 不安が消える万全の備え (小学館新書)

人は年齢を重ねるにつれて不安なことや心配なことは増えやすくなります。
それに伴って「もしも」のときを考えた終活についてよくわかる内容となっています。

「もしも、自宅で急に倒れたら…」
「もしも認知症になってしまったら…」

これらの悩みは単にただ悩むだけでは解消されるものではないため、自身が元気なうちに行動することの必要性や大切さをもとに、「ひとり暮らしでも安心な高齢者向け住宅」「認知症になった際の任意後見制度」など役立つ情報が満載です。

おひとりさまの死後事務委任

おひとりさまの死後事務委任

終活の意味合いには「家族に迷惑をかけたくない」という自身以外の人への配慮もあります。

残された家族が相続問題で揉めることのないように「遺言書」を書くのも配慮のひとつです。
そんな周囲にできるだけ迷惑をかけない自身の終わり方に有効だといわれているのが「死後事務委任契約(しごじむいにんけいやく)」です。

ここでも、すこし簡単に触れますと、
死後事務委任契約とは、自身の死後の葬儀や納骨などの手続き・遺品生理などを第三者へ委任する契約のこと。死後事務委任契約の制度と終活における関連性などを知ることができると思います。

死後事務委任契約の内容には財産の相続も含まれます。
基本的には信頼のおける親族や知人に任せるケースが見られますが、行政書士や司法書士などの専門家と契約するケースもあります。

「身寄りなしのおひとりさま」などの場合は後者を考えることになると思うので、判断能力のある元気なうちに考えておくべき終活の一つです。

おひとりさまの「法律」と「お金

おひとりさまの「法律」と「お金」 

終活において「お金」は必要不可欠であり重要なものです。
それは「おひとりさま」に限らず全ての人の終活において共通するものですが、自身が病気になったときのことなど、主に30代~40・50代の人たちに読んでいただきたい内容になっています。

お金と法律のことがわかりやすく、スラっと読める一冊だと思います。

私、ひとりで死ねますか ―支える契約家族―

とてもインパクトのあるタイトルですが、色んな境遇にある人たちの様々なケースを通じて「生前契約」とはどんなものなのか?
しっかりと知ることができる一冊だと思います。

簡単に「生前契約」とは何かを説明すると、「どんなときにどんな支援が必要か」を決めて契約しておくことをいいます。
著者の松島如戒さんは、1993年に任意後見・生前契約受託機関「りすシステム」を設立した生前整理の第一人者です。

まとめ

晩年をよりよく生きるための自分整理が終活です。
これからのセカンドライフを、おひとりさまでも充実させるために
終活での断捨離などお片付けにお困りでしたら、わたしたちSBNにご相談ください。
「ちょっと話を聞いてみたい・・・」といったご相談だけでも大歓迎です。

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