ご自身の人生の最期に備えた様々な活動である「終活」。
関心を持ち、取組む方が増えて来ています。

その中で、遺される家族の負担を減らそうと、自宅の庭に対する終活である「庭じまい」を行う方も増えて来ました。
庭じまいという言葉を初めて聞く方もいれば、言葉は聞いたことがあっても内容までは分からない、という方も多いと思います。

今回は、「庭じまい」について詳しく解説していきます。

庭じまいとは

庭作業をする夫婦

庭じまいとは、自宅の庭に対して行う終活のことです。
美しい庭を保つためには、こまめな手入れが欠かせません。
しかし、手入れは非常に大変な作業であるため、ご自身亡き後にご家族や大切な人に苦労をさせたくないとの理由から、庭じまいに取り組む方が増えて来ています。

庭じまいの内容

選定作業をする職人

伐採

庭木を根元から切り倒して処分していきます。
樹木は成長するため、手入れをしないと隣家まで伸びてしまったり、落ち葉が散らかり迷惑がかかる可能性があります。
また、台風で倒れるなど、事故が発生する恐れもあります。
手入れができなくなる前に伐採するのがおすすめです。

伐根

庭木を伐採したあとの切り株は、害虫の住処になったり根っこが伸びて庭を荒らしたりする場合があります。
そのため、庭木を伐採した場合、伐根まで行いましょう。
伐根とは、切り株の周囲を深くまで掘り起こして、根っこまで撤去することです。

剪定

庭木をある程度残したいという場合は、庭木を剪定する方法もあります。
剪定とは、庭木の枝を切って長さを調整することです。

庭じまいでは、高齢になってからでもお手入れしやすいよう、太い枝まで切り詰める強剪定で庭木を低くしたり、長さを調整していきましょう。

剪定のあとは、消毒や施肥などのメンテナンスを行うことをオススメします。
剪定と同じ日にメンテナンスまで済ませてもらえば、費用が抑えられる可能性があります。

庭石撤去

庭石を撤去して、庭をすっきりさせたい人も多くいます。

庭石を撤去する場合、運べる大きさのものは人力で運びますが、持ち上がらない大きさのものは重機を使って運んだり、運べる大きさになるまで粉砕しなければなりません。

重機の使用や粉砕には費用がかなりかかるため、そのまま置いておくことも考えてみましょう。

庭池を埋める

庭の安全性を重視する場合は、庭池を埋めるのもおすすめです。
庭池の埋め方や費用は、埋めたあとの用途によって変わります。
また、土地の形などによっては埋められないこともあるので、まずは業者に相談してみましょう。

庭じまいにかかる目安費用

COSTの文字
作業項目金額目安
伐採・低木(高さ0~3m未満)
→4,000~7,000円
・中木(高さ3~5m未満)
→10,000~15,000円
・高木(高さ5~7m未満)
→20,000~35,000円
抜根・1本10,000円~
※幹の直径により作業料が異なります。
庭石撤去・30~40円/kg
※庭石の重さや規模によって異なります。
※重機使用や運び出しのトラックまでの距離が遠い場合は追加料金が発生する
 場合があります。
庭池を埋める・平均20万円
※池を埋めて更地にし、その上に何を設置するかによって追加費用が発生しま    
 す。

庭じまいの様々な形

庭の家庭菜園

庭じまいと言っても、更地にして終わりではなく、様々な形に変えることも出来ます。
以下に一例を紹介します。

  • 小さなお子さんが走り回れる人工芝を設置する
  • 小屋を建てて、温暖な季節では庭で過ごせるようにする
  • 庭でバーベキューが出来るように、タイルデッキにする
  • 小さな畑を作り、家庭菜園が出来るようにする

まとめ

  • 庭じまいとは、遺される家族の負担軽減のため、庭を手入れがしやすい形にする事を言う。
  • 庭じまいの内容としては、伐採・抜根・剪定・庭石撤去・庭池を埋める作業がある。
  • 庭じまいの形として、人工芝や小屋の設置、家庭菜園用の畑の設置などがある。

庭じまいをしておくことで、ご自身で行う庭の手入れも非常に簡単になります。
家族のためにも、ご自身のためにも、早めに庭じまいに取り掛かりましょう。

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