終活に興味のある方、始めたばかりの方は、終活とは具体的に何をすれば良いか迷われるかもしれません。そんな時に頼りになるのが、様々な終活サービスです。

終活を通して今までの自分の人生を振り返ることで、残りの人生をより豊かに生活するためにはどうすればいいのか?と考えるきっかけになります。
また急に病気を患ったり、いざという時に、ご家族の負担を少しでも減らすための準備があると安心です。

今回の記事では、終活サービスについて「個別に、様々な項目についてそれぞれ相談をするためのサービス」と、「総合的に、終活全体を一括してサポートするサービス」とに分けてご紹介していきたいと思います。

さなざまな終活サービスについて知ることで、終活を進める上での準備に繋がるのではないでしょうか。

終活サービスとは?

終活サービスについて大きく2つに分けてご紹介していきます。

①個別に、項目によりそれぞれの専門業者に相談・依頼をするサービス
現在、終活という言葉も浸透し、生前に様々な準備をしておく方が増えています。ご本人が元気なうちに、ご自分の好みや要望に合わせ準備をしておく上で、ジャンルに合わせ相談や依頼をするためのサービスです。
基本的に各分野に特化したサービスを提供しているので、それぞれの項目ごとに専門のサービス会社や専門家とコンタクトをとる必要があります。

②総合的に、終活全体をサポートするサービス
終活全体についての情報を提供し、個人の要望に合わせたアドバイスや提携先などを紹介するなど、終活に関して一括して引き受けてくれる総合的なサービスです。
基本的に終活に関することは何でも相談でき、窓口として各分野の情報提供や紹介をしてくれます。ご本人だけでなくご家族が前もって準備をしておきたいと考えられる場合、総合的に相談をすることができます。

終活と一言で言ってもさまざまな項目があります。
・葬儀のスタイルについて
・お墓や供養方法について
・資産や相続について
・延命治療や治療方針について
・入院先や介護施設の希望
・死後事務委託契約や後見人制度の利用
・荷物の断捨離や住環境の整備

などですが、上記がすべてではなく終活というのはそれぞれ必要な準備には個人差があります。
優先順位や重要度など、ご自分の終活スタイルに合わせ、終活サービスの利用を検討されてはいかがでしょうか?

個別サービスで依頼できる内容は?

各分野の専門の会社などに依頼をすることでご自分の想いや希望をより具体的に準備をしておくことができます。

◆葬儀生前予約や相談について
葬儀に関する様々な項目について葬儀会社に相談または生前予約をすることができます。
臨終後はご遺体を安置する段階から葬儀会社への依頼が必要となるため、非常に短い間に葬儀会社を決めなくてはなりません。
ご遺族が悲しみの中、何も準備のない状態で葬儀会社を選択するのは非常に難しいことです。ご遺族の負担を少しでも減らし、ご自分の希望を踏まえた葬儀の準備を事前にしておきたい方に是非取り入れていただきたい終活の一つです。
〈相談できる内容について〉
  ・葬儀プラン
  ・寝台車や霊柩車について
  ・祭壇や棺、花のグレード
  ・遺影の準備
  ・精進落としの料理のグレード
  ・返礼品について
  ・宗教や宗派の確認
  ・喪主は誰が務めるのか
  ・参列者について
  ・予算と総費用  など

◆供養や納骨について
新しくお墓を設ける場合、自分がどんなところで眠りたいかとうい希望はもちろんのこと、ご遺族のために立地も考えて場所を選びをし、霊園に相談します。
また最近はライフスタイルが多様化しているのに伴い、供養の方法にも様々な選択肢があります。樹木を墓標としたお墓を作り遺骨を土に還す「樹木葬」や、海に散骨する「海洋散骨」など、自然葬と呼ばれる自然に還る形の供養の方法を選ぶ方も増えています。

◆遺言書の作成
遺言書には3種類あります。
 ・公正証書遺言 公正証書として作成する
 ・自筆証書遺言 すべて自分で作成する
 ・秘密証書遺言 本人以外内容を見ることができない、遺言内容を秘密にした形式で作成する

遺言書の作成については弁護士・司法書士・行政書士・税理士など様々な専門家への相談が可能です。相続税が発生する見込みが高いのであれば税理士への相談がおすすめです。

◆死後事務委託契約の利用
入院費の精算、葬儀の手配、クレジットカードの解約など、臨終時にはさまざまな手続きが必要です。そういった事務手続きを任せられる身内がいない場合に、生前から第三者に頼んでおく契約が「死後事務委託契約」です。死後事務委託契約は、信頼できる友人・知人のほか、弁護士や司法書士・行政書士などの法律の専門家にも依頼することができます。

◆任意後見人制度を利用する
任意後見人制度は、認知症などで自己判断ができなくなった時、代理人として財産管理や介護・福祉サービスの手配、税金の納付手続きなどを行ってもらう制度です。「後見人」は、自分に判断能力があるうちに決めておきます。任意後見人制度も、親しい友人・司法書士・法人など信頼できる人に指名しておきましょう。

◆介護などが必要になった際の利用施設の事前手配
介護が必要になった際、どんな生活を送りたいのかを考えながら家族の負担を減らせるようなサービス・施設を自分で選び、相談をしておくと安心です。高齢者施設への入所などにおいては、快適な環境に加え費用面などの検討が大切な項目と言えます。

◆生前整理(断捨離)や写真整理など
形見分けなども、特に高価なものが含まれる場合は誰に譲るかを明確にすることでトラブルを回避することに繋がります。荷物の整理を進める中で、量が多い場合や体力に自信がない方は生前整理の片付けサービスや家事代行サービス、引越し業者などもサービスを設けていますので、利用を検討しましょう。
また、古い写真やアルバムなどもご家族では処分しずらいため、ご自身である程度整理を進めておくのがおすすめです。写真プリントの会社や写真館などで依頼すれば、アルバムの写真のデータ化や、動画やフィルムでものもデータ化することができます。

終活全体をサポートする総合サービスで依頼できる内容は?

上記では、個別の終活サービスの内容が様々なジャンルに及ぶことをご紹介しました。それぞれの項目について、生前に、相談や依頼の対応をしてくれる専門会社を調べ、比較検討し連絡を取るという作業は、非常に手間がかかりそうです。

その手間ひまを減らしてくれるのが、終活にかかるすべての相談に乗ってくれるの総合終活サービスです。

◆各ジャンルに強い専門の会社や専門家を紹介してもらえる
自分にはどのような準備が必要なのかを検討しながら、専門家や専門の会社を紹介してもらえます。終活全般についての知識や情報を持っているので、非常に心強いと言えます。情報過多な時代であるからこそ、自分にとって必要な情報をピンポイントで提供し、提案してくれるサービスはとても効率的に終活を進める方法でもあります。ざっくりとした希望や悩みもアドバイスを取り入れることで、解決への近道となりそうです。

◆ささいなことから相談することができる
終活と言っても何から始めればいいのか分からない、という段階からでも相談ができるので、一緒に暮らす配偶者やパートナー、子やきょうだいなどがいない人なども終活についてアドバイスを貰いながらのサポートが期待できます。終活全般に精通した担当者に気軽になんでも相談できることで、これからの人生をより自分らしく楽しいものにする準備として、前向きに終活を進められそうです。

◆身元保証のサービスが受けられる
終活総合サービスの会社の多くで提供されているのが身元保証のサービスです。病院への入院や手術時、福祉施設・賃貸住宅への入居の際には身元保証人が求められますが、その際、従来家族が行っていたものを引き受けてくれるサービスです。ひとり暮らしで身近に頼れる人がいない場合や家族や親族に迷惑をかけたくないという方などは、生前中からサポートを受けられるのは心強いと言えます。

終活サービスを利用するメリット

専門家や専門会社の担当者、または終活全般に精通したプロと話をしながら進められるので、自分で必要な情報を集めて進めるよりもずっと効率的に準備できることが期待できます。

必要最低限準備をしておいた方が良いこと、それに加えご自分がやっておきたいと思うことをプラスさせより自分らしい終活を行い整えておくことで、それから先も安心して日々を楽しむことができます。

終活準備の中には、法的な許可や手続きの必要なものが含まれることもありますので、準備しきれなかった、想いを果たせなかったという結果を生まないために、知識と経験を持ち判断ができる人に相談ができるのは心強いでしょう。

専門家の手に任せることで、安心して万全の準備ができます。

まとめ

・終活個別サービスは、自分にとって必要な項目をチョイスして専門家に相談、依頼したい方におすすめ
・終活総合サービスは、手間や時間を省き効率的に終活を進めたい方におすすめ
・終活サービスを活用することによって、ライフスタイルの多様化する時代に、より自分らしい老後の準備を進める
 アドバイスやサポートを受けることができる

Good Endingでは、終活のご相談を初め、終活分野での専門家紹介を行っております。
税理士を初めとした専門家チームが、ご相談者様のお悩みを全力でサポートいたします。
終活でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。