終活旅行に行くならどこに行くのがオススメか

終活をする上で考えたいのが旅行、定年退職後の時間の自由ができたときにどこに旅行にいくのか。
日常から離れ、自分の人生や最期の日の迎え方について、じっくり考えることも終活の一環です。
近年は、終活をテーマにしたツアーを行う旅行会社も出てきており、60代以降のシニア層の関心が高まっています。

今回は、終活をテーマにした「終活旅行」についてご紹介していきます。

終活旅行をするメリットはあるのか？

旅行は、日常生活から離れ、普段経験できないことが楽しめるため、脳のはたらきを活性化効果があります。
また、自然に触れ、美味しいものを食べることで、心が落ち着き、ストレスを低下させる効果もあると言われています。
旅行の経験自体はもちろん、旅行の計画を立てるだけでも、実際に旅行へ出かけるのと同様の効果が得られるという意見もあります。

このように、非日常的な環境に身を置き、リラックスした状態で得られる様々な経験は、日常生活への意欲となり、人生を前向きにする上で大変効果的です。

終活でいく旅行先おススメとは

思い出の場所

人生でいちばん思い出に残っている場所を選ぶ人は多いです。
思い出の地へ行くことで、忘れていた出来事を思い出すことがあります。
そのことが、その後の人生での生き方や、人生の最期をどのように迎えたいかという考えに繋がるかもしれません。

霊園や墓地を回る

終活旅行では、全国の墓地や霊園を巡ることができるものもあります。
実際に様々な霊園や墓地を巡ることで、お墓の種類やデザインはどのようなものが良いか、家族にどのようにお墓参りしてほしいのか、など自分自身の最期についてイメージをしてみましょう。

終活旅行を行う会社

HIS

旅行会社大手のHISでは、終活に関心がある方向けのツアーを開催しています。
クルーズでの散骨体験やエンディングノート作成講座、移動中の司法書士への相談会など、多彩なプランが用意されています。

クラブツーリズム株式会社

クラブツーリズムでは、海洋散骨体験や納骨堂見学などのツアーの他、終活をテーマとしたセミナーも開催しています。
セミナーのテーマとしては、家族信託・遺言書作成・エンディングノート作成などがあります。

阪急交通社

大手旅行会社である阪急交通社は、2019年9月に、自身初となる終活旅行「終活 モニターバスツアーin四国2日間の旅」を発売しました。
この中では、行政書士による終活セミナーや、健康で過ごすための「いきいき百歳体操」の伝授、プロカメラマンによる生前遺影写真撮影など、様々な内容が盛り込まれています。

まとめ

• 終活旅行は、日常から離れ、自分の人生や最期の日の迎え方について、じっくり考えるきっかけになる。
• 終活旅行は、脳の活性化・ストレス軽減・人生に対して前向きになる効果がある。
• オススメの旅行先は、思い出の地、墓地・霊園が挙げられる。
• 終活旅行を実施している旅行会社として、HIS・クラブツーリズム・阪急交通社がある。

終活に関心があるが、何から手をつけて良いか分からない方には、終活旅行がオススメです。
普段とは違う環境に身を置くことで、新たな気づきに出会えることでしょう。
是非一度、経験することをオススメします。