終活というと、モノの整理を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、整理するものはモノだけではありません。
これまでの人生で出会った人々との人間関係の整理も含まれます。

人生には限りがあります。
貴重な人生の時間をどのような人と過ごすかは、ご自身の人生を充実させるためには大変重要なことです。

今回の記事では、終活における人間関係の整理についてお伝えしていきます。

生前整理とは

生前整理とは、故人の所有しているものについて、故人が亡くなってから遺族が整理するのではなく、本人が生きているうちに整理しておくことを言います。
整理するものは、お金・不用品・思い出の品・貴重品などがあります。
この中に、人間関係の整理も含まれます。

整理することがたくさんあると、気が重くなってしまう方もいるかもしれません。
しかし、生前整理を行うことで、家族の絆を強めたり、相続時のトラブルを回避できるなど様々なメリットがあります。

人間関係の整理とは

これまでの人生の中で、非常に多くの人との出会いがあったと思います。
今でもその人たちとの繋がりはあることと思います。

しかし、中には、義理だけで付き合っている人がいるのではありませんか。
義理で年賀状・お中元・お歳暮を送るだけの人、仕事関係でただ繋がっている人、子どもの学校関係でただ繋がっていた人などは、今後連絡をしなくても困ることはないと思います。

このような人たちとの関係を整理することで、本当に大切な人たちと過ごす時間に充てることができるようになるのです。

人間関係の整理方法

人間関係を書き出す

まずは、ご自身の現在の人間関係を洗い出しましょう。
洗い出す人たちは、以下のような関係の人たちです。

• 友人・知人
• 親族関係
• ご近所
• 仕事関係
• 季節のあいさつ（お中元・お歳暮・年始の挨拶など）だけの付き合い

本当に付き合いたい人を選ぶ

人間関係を洗い出した後は、今後も付き合い人を選びましょう。
選ぶ際には、次の基準で考えていくと良いでしょう。

• 一緒にいて楽しいか
• 刺激、感動があるか
• 気を遣わなくて済むか（ストレスを感じないか）

義理で付き合っている人との関係を整理する

年賀状やお中元・お歳暮などだけで付き合いがあり、それ以外では連絡を取らない関係であれば、今後のお付き合いを控えるように整理していきましょう。
方法として、終活年賀状がオススメです。
これは、年賀状を活用した終活の挨拶方法で、今後年賀状を送らないことによる人間関係の整理方法です。

★終活年賀状について詳しい記事はこちら
　　→　終活を年賀状で！書き方や書くべき内容を解説。

まとめ

• 生前整理とは、故人の所有しているものについて、本人が生きているうちに整理しておくことを言います。
• 人間関係の整理は、本当に大切にしたい人たちとの時間を増やすために必要なこと。
• 人間関係の具体的な整理方法は、人間関係の書き出し、本当に付き合いたい人を選ぶ、義理で付き合っている人との関係整理の順で行う。
• 人間関係整理の方法として、終活年賀状がオススメ。

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