終活しようとしても分野が幅広く、「何から手もつけて良いかわからない!」方も多いのではないでしょうか。
また、始めたけれども途中でやめてしまった、という方もお聞きします。
この記事を読うことで、これからやるべきことや、挫折しない続け方について学ぶことができます。

そもそも終活ってどんな意味があるの?

目的地を示すコンパス

終活とは、自分が亡くなった後のための準備をするだけでなく、これから先の人生をどのように充実させていくかに焦点を当てて行われます。
終活を行う中でものだけでなく、人間関係も整理され、また自分が大切にしたい価値観が明確になってきます。
一度きりの人生を全力で楽しむために、多くの方々に終活に取り組んでいただきたいと思います。
今回の記事では、終活でやることリストをまとめました。
自分が興味が持てること、面白そうだなと思えるところからで大丈夫です。
まずは始めてみることが大切です。

終活やることリスト8項目

やることリスト

エンディングノート

エンディングノートとは、もしもの場合に備えて、家族や周囲の人に伝えておきたいことを書き記しておくノートのことです。
終活=エンディングノート作成と思われる方も多いです。

エンディングノートは、何でも自由に書くことが出来ます。
多い項目としては、この記事の「終活やることリスト項目」ですが、それ以外でも、大切な人へのメッセージや思い出の写真を載せるなど、自由に書くことが出来ます。
書き方の形式・ルールもありません。
使うノートも自分の好きなものを使うことが出来ます。
自分だけのオリジナルのエンディングノートを作って下さい。

エンディングノートの書き方についての詳しい記事はこちら
 → エンディングノートの目的と内容について

生前整理

遺族が処分に困らないように、ご自身が元気なうちに財産や持ち物を整理することをいいます。
生前整理は、自分が亡くなった後のためにするものと思われがちですが、それだけではありません。
例えば、ご自身が介護状態になり介護を受ける場合、自宅の中が整理されていないと支障が出てきてしまいます。

生前整理を進める際は、まずは必要な物・不要な物とに分けることが大切です。
判断基準は「過去一年以内に使ったことがない」など、自分なりの基準を予め決めておくことがポイントです。
生前整理を行うことで、自身の財産が整理され、「財産目録(所有する財産の一覧表)」の作成にも役立ちます。
財産目録は相続や遺言書作成時に必要になるもので、予め作成しておくと後々慌てずに済みます。

生前整理についての詳しい記事はこちら
 → 遺族に迷惑をかけないための生前整理の重要性

葬儀・お墓の準備

葬儀の準備はお金も手間もかかり、遺族が時間がない中で対応しなければなりません。
最近では少子化・核家族化など、家族形態の変化により、葬式の形も変わってきています。
家族などの身内だけで行う家族葬や、通夜告別式を行わない直葬など、多様化しています。
時間がない中で、葬儀会社やプランの十分な比較検討が出来ず、費用が高額になってしまった、などというお声も聞かれます。

お墓も同様に、様々な種類が出てきています。
樹木葬や海洋散骨など、選択肢は色々あります。
また、子供が遠方に住んでいるため、お墓を引き継ぐ人がいないなどの理由で墓じまいする人も増えてきています。

葬儀・お墓の事前準備をして、自分の人生の最後を自分自身で締めくくりましょう。

葬儀についての詳しい記事はこちら
 ・費用を知りたい 
   → 葬儀費用の内訳について 
 ・自分で予約する方法が知りたい 
   → 葬儀のセルフプロデュース!生前予約をする時に気をつけたいこと

お墓についての詳しい記事はこちら 
 ・お墓の管理を知りたい
   →  亡くなった後のお墓の管理をどうするか決めていますか?
 ・「樹木葬」について知りたい
   → お墓の継承者がいない場合の新しい形「樹木葬」
 ・「海洋散骨」について知りたい
   → 自分らしい埋葬のかたちとは?自然に遺骨を還す「海洋散骨」

財産整理

財産には、預貯金・不動産・有価証券・保険・年金などが含まれます。
これら情報が分散していると、家族が探すときにとても大変になります。
銀行口座に明細を確認していく、金融機関に問い合わせるなど、非常に労力が掛かります。
また、故人亡き後、銀行口座が大量に出てきて名義変更に時間が掛かった、管理されていない不動産が出てきて隣人からのクレームを受けたなど、財産情報が整理されていないことは様々な問題が発生する原因となります。
情報を整理し必要書類を一カ所にまとめておく、エンディングノートに記載しておくなど、必ず対策をして下さい。

財産の調べ方についての詳しい記事はこちら
 → 知らぬ間に借金まで相続することに!?「相続財産調査」の必要性と具体的方法について

医療・介護の希望

自分が大病を患ったとき、または介護状態になった場合などにどのような希望があるかを決めておきましょう。
大病を患った場合の希望としては、次のような項目があります。

  • 余命をきちんと教えて欲しい
  • 病名をしっかり教えて欲しい
  • どちらも知りたくない
  • 延命治療をしたい(したくない)
  • 家族に判断を任せる

また、介護が必要になった時の希望項目としては次のようなものがあります。

  • 介護を受ける場所(自宅・介護施設)
  • 誰に面倒を見て欲しいか(妻・夫・子供・家族以外・介護ヘルパー)
  • 認知症が進行した場合の財産管理を誰に任せるか

遺言書作成

自分が亡くなった後の財産の分け方について指示する役割を果たすのが遺言書です。
遺言書を作成することで、相続人同士の争いを防ぐことが期待できます。

遺言書は3種類あり、それぞれ書き方が決まっています。
ただし、書き方を間違えると無効となりますので注意が必要です。
作成の際には行政書士などの専門家に相談することをオススメします。

遺言書についての詳しい記事はこちら
 ・「自筆証書遺言」について知りたい 
   → 書いた遺言書が無効に!?必ず守るべき自筆証書遺言作成ルールがあります! 
 ・「公正証書遺言」について知りたい 
   → 無効の心配が無い!トラブル防止にも役立つ「公正証書遺言」の作成流れについて
 ・「秘密証書遺言 」について知りたい
   → 遺言書の中身を秘密にしたい!秘密証書遺言のメリット・デメリットと作成流れについて

不要なサービスの解約

利用していないが何となく続けてしまっているサービスがあれば解約しておきましょう。
クレジットカードや銀行引き落としになっている場合には、本人が気づかずに続けている可能性もあります。
また、若いうちに入った生命保険も、子供の独立などで不要になったにも関わらず見直しがされていないケースも良く見られます。
早めに確認して、不要な物から解約していきましょう。

デジタル終活

スマホやパソコンで情報を管理することが多くなってきています。
写真などの画像データ・連絡先・SNSなどのアカウントといった情報は、亡くなった後に必要になったり、トラブルの原因になる可能性があります。
しかし、情報が多すぎると家族が探すときに大変になり、また、パスワードロックがかかっている場合解除する手間を要します。
予め整理しておくことで、家族に余計な負担をかけずに済みます。

デジタル終活についての詳しい記事
 → シニア世代だけじゃない「デジタル終活」

まずはエンディングノートから始めてみましょう!

やることリストで紹介した中から、まずはご自身が興味があることから始めてみましょう。
いきなり完璧を目指さず、一つずつ進めていきましょう。

何をやれば良いか分からない、という方であれば、エンディングノート作成がオススメです。
作成する中で情報が整理され、次にやりたいことが見えてきます。

エンディングノートの書き方についての詳しい記事はこちら
 → エンディングノートの目的と内容について

終活を挫折しないためのポイント

前向きで活発な高齢夫婦

1.友人や家族と一緒に始める
自分一人では行き詰まって途中で止めてしまう方もいますが、誰かと一緒であれば、楽しみながらできるでしょう。
周りの終活の内容を参考にしたりしながら進めると良いでしょう。

2.細かく進める
例えばエンディングノートの場合、一日で全ページを仕上げようとする方がいます。
もちろん、最後まで書ければ素晴らしいですが、書けない分野も当然出てきます。
そこで止まって、そのまま辞めてしまっては、せっかく作成したものが無駄になってしまいます。
一日一分野で一項目だけでも、負担にならない範囲で進めることが大切です。

3.記録をつける
一日でどれだけ進めたか記録をつけてみましょう。
日記やノートなど、何に書いても大丈夫です。
後日振り返ったときに、「ここまでやったのだからもう少し続けよう」というモチベーションアップになります。
このような、やる気を継続する仕組み作りも大切です。

終活を始めるタイミングはあるの?

手帳とカレンダー

終活は思い立ったときに始めましょう!
20代で終活を始める人もいます。
若いうちに始めることで、その後の人生を充実させることができるなど、メリットはたくさんあります。
興味関心があることが継続に大切なことです。
まずは始めてみることが大切です

終活のタイミングについての詳しい記事  
 ・終活はいつから始めるべきなのか?開始タイミングと年齢について
 ・20代でも終活をやるべきなのか?若いうちにやるべき理由や方法を解説!

終活に悩んだら専門家にご相談を!

専門家へ個別相談をしている

終活をする人が増えるにあたって、終活に関するサポートが出来る専門家も増えてきています。

弁護士、司法書士、税理士などの士業や、終活カウンセラーという資格もあり、終活のサポートができる専門家はたくさんいます。

そのほか、終活に関する本・動画・セミナー参加などもオススメです。

「Good Ending」では、終活に関するお悩みをまとめて解決致します。
税理士を初めとした専門家チームが、ご相談者様の課題解決を全力サポートいたします。